虫歯は歯を溶かす病気であり、ジンジンとした歯痛を伴うことから、歯周病よりも怖いイメージがありますよね。けれども、本当に怖いのは歯周病です。歯周病を重症化させると、虫歯では起こり得ないような全身のトラブルにまで発展することがあるからです。今回はそんな歯周病に伴うリスクとメンテナンスによって効率よく予防する方法を宮崎北歯科医院がわかりやすく解説します。
▼歯周病が虫歯よりも怖い理由
◎日本人の歯を失う原因第一位は歯周病
初期の歯周病の症状は、歯茎の腫れや出血程度にとどまりますが、進行する過程で顎の骨を破壊していくため、最終的には歯そのものを失うことになります。日本人の歯を失う原因第一位が虫歯ではなく歯周病であることを考えると、その怖さも実感しやすくなるのではないでしょうか。
◎歯周病を重症化させるとどうなる?
歯周病を重症化させると、歯周病菌が血流に乗って全身を巡り、以下に挙げるような病気のリスクが上昇させます。
・動脈硬化
・狭心症
・脳梗塞
・心筋梗塞
・糖尿病
・認知症
高齢の方は歯周病を放置することで誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)、妊婦の方は早産・低体重児出産のリスクが高まります。それだけに歯周病は予防、早期発見・早期治療を第一に考えるべき病気といえます。
▼メンテナンスを受けるメリット
◎早期発見で重症化を回避できる
歯周病は、完治させることが難しい病気ではありますが、急速に進行することも稀です。3~4ヵ月に1回くらいの頻度でメンテナンスを受けていれば、早期発見・早期治療も難しくなくなるでしょう。
◎プロケアで歯周病リスクを低減
歯周病を予防する上で最も重要なのは、歯垢や歯石をため込まないことです。これらは歯周病菌の温床となるため、歯面に停滞し続けるほど歯周病リスクも上昇します。とくに歯石は歯科医院でのスケーリング(歯石除去)でしか取り除けませんので、歯周病予防にプロフェッショナルケアは必須といえます。
◎正しいセルフケア方法が身に付く
メンテナンスでは、口腔ケアのプロフェッショナルである歯科衛生士から、最善といえるセルフケア方法のレクチャーを受けられます。その結果、毎日の歯磨きをしっかり行えるようになり、歯垢・歯石もたまらなくなることでしょう。
▼まとめ
今回は、歯周病を放置するリスクとメンテナンスによって予防する方法について、宮崎市の宮崎北歯科医院が解説しました。当院は患者さまお一人おひとりに専属のスタッフが付く「担当歯科衛生士制」を導入しておりますので、他院よりもきめ細かいケアやサポートが受けられますよ。メンテナンスで歯周病をしっかり予防したいという方は、いつでもお気軽に宮崎歯科医院までご連絡ください。
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