子どもの口内環境は、安定するまでにかなりの期間を要します。初めての歯が生えてくるのが生後6~8ヵ月くらいで、永久歯が生えそろうのが12歳くらいですから、10年以上は不安定な状態が続きます。そうなると定期検診もしばらくは必要ないのでは?と思うかもしれませんね。そこで今回は、子どもの定期検診の重要性と通院を始める適切な時期について、宮崎市の宮崎北歯科医院がわかりやすく解説します。
▼子どもこそ定期検診が必要!
結論から言うと、歯科の定期検診は子どもに必須と言っても過言ではありません。なぜなら、口内環境が不安定であるほど、お口のトラブルも生じやすいからです。大人になったら虫歯・歯周病の有無や詰め物・被せ物の状態をチェックする程度にとどまりますが、発育期の子どものお口は日々、劇的に変化していきます。具体的には、次のようなトラブルが起こり得ます。
・虫歯、歯周病の発症
・歯の生え変わりの異常
・歯の生え方の異常
・歯並びの異常
・歯茎や口腔粘膜の異常
・顎の発育の異常
・お口の成長を阻害する口腔習癖
・不適切なひとり磨き、仕上げ磨き etc
乳幼児期から学童期にかけては、上記以外にもたくさんの問題が生じるため、3~4ヵ月に1回の歯科検診は定期的に受けておくと良いでしょう。
▼子どもの定期検診を受けるタイミング
子どもの定期検診は、歯が生えてきたらスタートするのが理想的です。最初の乳歯が生えてくる1歳前後に一度、当院までお越しください。それが難しい場合は、1歳6ヵ月健診や3歳児健診でお口の問題を指摘された時でも良いでしょう。いずれにせよ乳歯列が生えそろった時期までに一度、歯医者さんに診てもらうことで、歯やお口、顎の問題を早期に発見できます。お子さまの歯列矯正を検討されているのであれば、早ければ3歳、遅くても5~6歳くらいまでに小児矯正の先生に診てもらうと良いでしょう。
▼まとめ
今回は、子どもの定期検診の重要性と受診するタイミングについて、宮崎市の宮崎北歯科医院が解説しました。お子さまのお口や全身の発育を真剣に考えるのであれば、歯科の定期検診はできるだけ早くに習慣化しておいた方が良いです。宮崎市で子どもの定期検診を考えている方は、ぜひ当院までご連絡ください。
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午前 | 〇 | 〇 | ※ | 〇 | 〇 | ※ | ─ |
午後 | 〇 | 〇 | ─ | 〇 | 〇 | ─ | ─ |
午前:9:00~12:30
午後:14:30~18:30
※:9:00~13:00
※祝日がある週の水曜は午後も診療しております。
休診日:日曜・祝日・水曜と土曜の午後