私たち歯科医師や厚生労働省が推進している「8020(ハチマルニイマル)運動」をご存知でしょうか?初めて耳にしたという人もいれば、何となく名前だけ知っているという人もいることでしょう。今回はそんな8020運動の内容や重要性、達成するメリットについて、宮崎市の宮崎北歯科医院がわかりやすく解説をします。
▼80歳まで20本以上の歯を残しましょう!
8020運動は、国と歯科医師会が掲げたお口に関するスローガンです。提唱されたのが平成元年なので、もうすでに30年以上が経過しています。それでもまた広く周知されていないのは、80歳まで20本以上の歯を残すことの意味が伝わっていないからなのでしょう。確かに、漠然と「80歳まで20本以上の歯を残しましょう!」と言われても、実際に何をしたら良いのかわからないのが現実です。
▼歯を失う原因を知ることが大切
私たちの歯は再生することがない器官なので、80歳まで20本以上の歯を残すのであれば、まず歯を喪失する原因を知ることから始めましょう。日本人が歯を失う主な原因は歯周病(第一位)と虫歯(第二位)です。この2つの病気の予防できれば、8020運動を達成できる可能性が大きく上昇します。
▼定期検診で歯周病・虫歯を予防
3ヵ月に1回の定期検診を受けていれば、歯周病や虫歯の予防、早期発見・早期治療も難しくなくなります。現に8020運動達成者の多くは、若い頃から定期検診を継続的に受けています。定期検診を受け始めるのは今日からでも遅くはありません。少しでも歯の寿命を延ばすためにも、歯周病・虫歯予防に力を入れていきましょう。
▼80歳まで20本以上の歯を残すメリットは?
食事は、人生におけるもっとも重要な営みのひとつです。80歳になっても若い頃と同じように食事ができたら、どれだけ幸せなことでしょうか。そんな豊かな人生を送る上で重要となるのが歯の本数なのです。私たちは少なくとも20本の歯があれば、ほとんどの食品・料理を食べられると言われています。8020運動を達成できれば、高齢になっても食べる楽しみを失わずに済むのです。
▼まとめ
今回は、8020運動について、宮崎市の宮崎北歯科医院が解説しました。8020運動の内容や重要性についてご理解いただけたのであれば幸いです。8020運動を達成したい、歯周病や虫歯を予防したいという方は、ぜひ当院までご連絡ください。スタッフ一同、全力でサポートいたします。
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